年間を通じて最優秀者に賞状、副賞をだします(複数名の場合は分割)のでふるって応募してください。
成績優秀者は公表させていただきます。
問題は不定期で出題します(月2回を目標としていますが)。
応募された回答は厳正に採点されます。ただ、正解、解説、点数はホームページには載せません。
興味がある方は直接分子病態病理学教室に来てください。

第2回 病理Quizの結果
25名 参加
平均点 96.2点(最高100点、最低80点)

成績優秀者
100点
13M1006 石川史彬
13M1007 石橋尚弥
13M1017 大久保佳祐
13M1019 太田健人
13M1034 亀山優真
13M1036 河合由瑠
13M1046 小松千隼
13M1048 斎藤尚矢
13M1052 佐々木大地
13M1067 達増みずき
13M1077 中山綾乃
13M1082 野村優
13M1085 桝慶一
13M1088 前田芽夏
13M1108 渡邉嶺花
13M1127 高谷寛三郎
13M1129 田中康平
13M1130 塚本誠
13M1139 山口裕之
14M1070 豊見山良介

ほとんど100点でした。少し簡単すぎたかもしれません。が継続して100点を取るのは難しいかも。がんばりましょう


病理クイズ3

【症例】【症例】60歳代女性
【既往歴】胆管腫瘍で膵頭十二指腸切除(6ヶ月前)、化学療法中。
【家族歴】特になし。
【喫煙歴】特になし。
【経過】  2週間前から体調不良、1週間前から39度台の発熱があった方である。入院3日前夜間急病センターを受診したが風邪薬を処方され帰宅となった。入院第1病日、倦怠感と高熱で体動困難となり病院に救急搬送された。CTで肝臓に占拠性病変を認め消化器内科に入院した。夜には重症感染症によるショック状態となった。全身状態が悪化し第3病日に死亡確認となった。確定診断のため剖検となった。剖検では11.5x11cmの肝占拠性病変(図1肉眼像)を認めた。図2は回盲部大腸粘膜の組織像である。図3は腎臓の組織像である。質問に答えなさい。なお、血中CEA、CA19-9濃度は正常値であった。

図1 肝臓

図2 回盲部大腸粘膜組織像

図3 腎臓組織像(HE染色)

 【問題】
1. 図2で確定診断に必要な染色、所見を答えなさい。
2. 図3の矢印は何か?
3. 本例の患者の皮膚はどのような肉眼像を呈すると予想されるか。
4. 本例の病態について説明せよ。